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PS4版「OUTLAST」のローカライズについて ※追記 [ゲーム]

Outlast_20140508181218.jpg
※5/15 DLC「Whistleblower」の表現について後段に追記

北米での本作の第1弾DLC「Whistleblower」の発売に合わせアップデートパッチが配信された本作。既に起動している人は気づいただろうが今回のアップデートによって北米配信版が日本語に対応するようになっている。システム周りと本編の日本語字幕。実質、これは日本語版と言っても差し支えないだろう。インディー作品ということから当然音声の吹き替えは無いのだがボイスの量がもともと少ない本作なので全く問題は無い。気になる翻訳のクオリティだが、良くも悪くも直訳。精神病院が舞台であるためサブテキストとして存在する職員の日誌などに多数の専門用語が使われているのでインディー作品である事を考えるとそこまで高いクオリティを求めるのも酷と言える。ただ、主人公の手書きによるメモの文字の翻訳がPCで打ち出された文字をそのまま使っているのは雰囲気もへったくれもないのでどうかと思う。まあ、これはこれで洋ゲーらしい懐かしさや味わいがあるのだが。

さて、本作の日本での配信を心待ちにしている人にとっての一番の関心事であろう「規制」についてだが、正直全く予想がつかない。マルチタイトルとしてPS3、360版が既に発売されていた「トゥームレイダー」を除けば現状での日本における発売タイトルの唯一の規制対象は「Thief」となるのだが、下記のリンク先を見てもらっても分かるように対象の表現の範囲はいつも通りであり、そして既に本作をプレイしている人はお分かりの通り、これらの表現に関しては表現が差し替えられたとしてもゲームの本質部分には何も支障もない。

Thief 海外版との仕様の違いについて

しかし、今回の「OUTLAST」は違う。公式ページが存在しているということは何れ発売されるのだろうが従来のCEROの審査基準から考えた場合、その内容は大きく変わる可能性が考えられる。では具体的に述べていこう。本作でのCEROの審査基準における禁止表現に該当する可能性がある表現を列挙してみると、

1.ステージ上に大量に配置された身体欠損のある、または内臓を露出した死体ないしその部位
2.ステージ上に大量に配置された人間の内臓物
3.ストーリー上の演出に関わってくる男性器を露出したキャラクター
4.身体欠損の伴う拷問シーン
5.特定のシチュエーションにおいて発生する主人公死亡時における内臓の露出

代表的なものはこれ位だろうが、先ず真っ先に修正されそうなものは1と2だろう。これは直近のタイトルである「トゥームレイダー ディフィニティブエディション」における修正からの類推である。本作はホラーゲームであり1や2のようなオブジェクトは世界観の構成に必要不可欠であり、そして何より数がかなり多いので削除という事は考えられない。重ければ身体欠損の無い死体への変更、軽ければ死体の色の変更に留まるが人間の死体なのでどうなるかは分からない。

次に3だが性表現に対する修正の度合いから考えると先ずそのままというのはありえないので服を着せるかキャラクターの差し替えとなるのだろう。問題はこのキャラクターが双子(おそらく)であり上記の通り「ストーリー上の演出に関わってくる」ので、差し替えてしまうと演出としておかしな事になってしまう可能性が出てくるのだが、そうなってくると服を着せるという選択肢にならざるを得ないのだろう。

そして4だが、これは正直全く予想が出来ない。というのも日本のコンシューマーゲームにおいて拷問シーンにおける身体欠損という前例が無いからである。拷問シーン自体は「MGS」シリーズ等にみられるが所謂「トーチャーポルノ」的な残虐な表現が見られる作品は少なくとも見聞の及ぶ限りでは知らない。そもそも「人間キャラクター」の身体欠損自体禁止表現に該当する以上、そこに拷問という要素が加わった場合先ず間違いなく修正されるのだろうが、3と同じく特にこれに関しては「ストーリー上の演出に深く関わってくる」ので仮に修正されてしまったらその先の演出はどうするのかという話である。5については北米版の状態でピントがボケたような映像になっているので修正される可能性は低いだろう。

配信されたDLC「Whistleblower」も日本語化されていたのではっきり言ってしまうと日本配信版には存在意義が全く無いのだが、今後同じ様なタイトルが発売される可能性が十分にある以上、「DEAD SPACE」の様な悲劇が再び起こることも考えられる。PS4とXBOX ONEによってグラフィックはさらに高精細になったが、仮にCEROの審査基準が現状のままであればZレーティングタイトルの今後は暗雲が立ち込める未来しか見えない。

※追記 DLC「Whistleblower」の表現について

「Whistleblower」をクリアしたので修正の可能性について記載しておく。「Whistleblower」においてCEROの禁止表現に抵触する可能性のある表現としては、

1.ステージ上に配置された「人肉オブジェ」
2.ステージ上に大量に吊り下げれた男性、女性の裸の死体
3.死体を食べる描写における露出した臓器
4.刃物で身体を切り刻む拷問シーン
5.ストーリー上の演出として画面内に映る男性器

1~3についてはストーリー上の演出として必要不可欠なモノなのでこれらが修正されてしまうと演出として成立しなくなる可能性が出てしまうので削除という事は考えられない。1についてはこのオブジェについて主人公がメモを書くのでそれを踏まえると禁止表現に該当しない範囲で修正ないし置換という措置になるのだろうが(ちょっと考えられない)、そもそもこの一連の件自体が削除されてしまう可能性も考えられる。2についてはあるとすれば服を着せる修正だろうか。3は臓器を手に持って食べる際に露出するので色を修正するのが妥当だろう。

4と5についてだが、4は身体欠損がない演出なのでこれについては修正される可能性は低い、というのも過去にプレイヤーキャラクターのテイクダウンモーションで敵をナイフでメッタ刺しにする描写がありながら「Dレーティング」として発売された「ベルベット アサシン」の例があるからである。本作においては切り刻まれる人間が裸であるという点がネックにはなるが、これも服を着せれば大丈夫だろう。ただ演出として少々違和感は残るが。そうすれば5についても問題はなくなるだろう。

何か書いてて虚しくなってくるのは気のせいか。
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by お名前(必須) (2014-10-27 03:17) 

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