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「プリパラ」における3DCGのライブステージ演出。part.2 [アニメ]

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契約のもと、らぁらが命じる!

前回「プリパラ」における3DCGのライブステージ演出。

第2話「約束やぶっちゃダメぷりっ」
ライブステージ曲「Make it!」
登場キャラクター 真中 らぁら(紫髪)、南 みれぃ(金髪)


第3話までの放送を終えた現在色々と面白い事になっている。
この3話の間で「らぁら&みれぃ」のライブが3回、「北条そふぃ」のライブが1回。そして、らぁらとみれぃに関しては毎回衣装が変わっている。この流れから考えるにそふぃ含めこれから登場するライバルのアイドル達全員が毎回とは言わないまでも衣装を変えて登場してくる可能性が高いという事になる。本作が何クール作品なのかは分からないが人海戦術というか物量戦というか、販促としての側面が大きいのだろうが視聴者としても同じ衣装によるライブが無いというのは嬉しいところ。何より毎回衣装を変えてくるという事それ自体が現実の「ライブ感」にも繋がっているので、制作側にとっては大変だろうがこの路線で頑張って欲しいところ。

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第2話ではらぁらにとって二回目となるライブ。初ライブで意識が自分自身に向いていた第1話に対して今回は冒頭での表情が柔らかくなっている。観客の存在が意識できているため上のような観客を意識したポーズが増えており、第1話のライブとは映像的にも物語的にも別物であるという事が表現されている。

第1話の時もそうだったが今回追加された動きも含めて振り付けが本当に良く出来ている。手持ちマイクによる制限がありながらも脚のステップや身体全体でのリズム表現によるビート感、適度に挟み込まれたポーズによって非常にメリハリのある見ていて気持ちの良い振り付けになっている。

中でも感心したのが「♪理想探しに出かけようよ♪」でしゃがむ振り付けなのだが、
p2-2.jpgバルーンスカートが特徴的なワンダーランドコーデによるこの部分。脚を揃えてしゃがむのではなく前後にずらしてしゃがんでおり、これによって左右の脚のラインが綺麗に出ている事、そして何より横を向いていても観客の方へと意識向ける事が出来ている。脚を揃えてしゃがんだ場合人間の身体は構造的に背骨が曲がってしまうのだが、このように脚を前後にずらし深く曲げたほう、この場合左足に重心をかけることによってSの字の身体のラインを維持したまましゃがむ事が出来る。右手のポーズを維持したまましゃがんで身体のラインを意識したこの振り付け。なかなか考えられたものである。そして何よりバルーンスカートによる時間差でのふわりとした動きが良いアクセントになっている。素晴らしい。

第2話のライブは第1話と色々異なる部分があるが、一番の違いは「歌」である。サイリウムチェンジの時、音を抜いたメロからサビへと移行しているが恐らくこれは3番の部分なのだろう。この音を抜いた演出がサイリウムチェンジへの盛り上がりと同期しているため第2話でありながら圧倒的なライブ感を演出している。
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「♪Make it!♪」で飛び上がるこの場面、第1話では視聴者にとっても初ライブなのでビジュアル的な説明として正面から見せる必要があったのだが今回はその必要が無い。だが、わざわざこの後ろからのアングルにしたのはそれだけが理由では無い筈である。第1話では観客=視聴者であったため「らぁらの初ライブ」における視点は観客席寄りだった。しかし第2話ではらぁらのライブ、引いてははプリパラに対する内面的な変化が起きた為視聴者はらぁらと同じ視点でライブに臨むことになる。そのためライブの最大の盛り上がりであるサイリウムチェンジの時カメラは観客席では無くらぁら達と同じステージ側からの映像になるのである。歌と映像、そしてキャラクターの内面が一体となる第2話のライブシーン。これは本当に凄い。

第3話「チーム解散?困るクマ~!」
ライブステージ曲「太陽のflare sherbet」
登場キャラクター 北条そふぃ

第2話でも断片的に流れた北条そふぃのライブ。Aメロ冒頭での右手の動作が面白い事になっている。振り付けはモーキャプのデータを元に制作されている本作だが、本作に限らず指のモーションのトラッキングというのは手間がかかるものであるとの事。そのため指の動作の収録は親指と人差し指だけといった限定的な事が多く、後は場面に合わせた手付けとなる事が多いらしい。そんな中、このそふぃの指の動作は五本の指全てが動いているという非常に凝ったモノになっている。人差し指と親指による動作が殆どな分、こういった指全体での動きが画面に大きく映されるのはビジュアル的なインパクトも大きく振り付けのアクセントにもなるのでかなり効果的であるように思う。




北条そふぃの振り付けはキビキビとしたメリハリのあるものになっており、ポップでキュートな印象のらぁら達に対してその曲調も相俟ってクールな印象を受ける。台詞はまだ殆ど無いがこの断片的なライブ映像だけでも「アイドル北条そふぃ」のキャラクターが垣間見えるようなモノになっている。
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そふぃのロングヘアーだが、この場面、現実的に考えれば少々ありえない動きではあるが、揺れモノというのは揺れる事それ自体が振り付けのアクセントになるのでこれ位大仰に動いてくれたほうが寧ろ見ていて気持ちが良い。

ちょっと残念だったのがそふぃの履いているスカート。
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前回も同じ様な事を書いたが多層構造をしていながら動きが全て固定されてしまっており、特にそふぃのスカートは見た目にもボリュームがあり、層毎の独立した動きによるふわっとした質感、空気感が全く感じられないので見ていて非常に違和感がある。繰り返すが揺れモノというのは揺れる事それ自体が振り付けのアクセントになるので特にスカートの様な目に付きやすいモノは尚の事である。というか層毎に独立して揺れてくれたほうが個人的には嬉しい(オイ)。

そういえば本作「プリパラ」は果たしてBDが発売されるのかという問題があるが、プリリズ3部作についてはBD-BOX販売の予定が無いわけではないらしく、劇場版の売り上げも関係あるとか無いとか。まあ、そうでなくとも個人的には劇場版はマストバイなのだが。


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