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SENNHEISER HD650の手入れについて [音楽]

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特定のヘッドホンを長期間使用するという習慣がなかったせいで私の頭の中には「ヘッドホンを手入れする」という概念・発想が無かった。なのでつい先日ふと何気なくヘッドホンの手入れについて調べてみたら驚いてしまった。

「ヘッドホンって掃除して手入れするものだったのか・・・。」

上位クラスのヘッドホンには交換用のイヤーパッドやヘッドバンドクッションが販売されており、ヘッドホンの手入れの概念が無かった私はてっきり交換以外の選択肢が無いものと思い込んでいたからである。そしてHD650の購入日を確認してさらに驚く。

「2011年12月11日」

もう三年経っていた。
HD650に出会った時、私はこのヘッドホンと十年は付き合うだろうと運命的に確信していたのだがもう三年経っていたとは。本当にあっという間だった。名古屋の大須にあるHD650が視聴できる店でAKGのK701との比較考量の末本機の購入へと至ったワケなのだが、ほぼ即決みたいな状態だったのを覚えている。毎年恒例の5000円キャッシュバックキャンペーンがその時運良く行われていたのも大きかった。

円柱状に音が響くK701と円錐上に音が響くHD650。
雑音の多い日曜の店内の視聴でも音の鳴り方が全く異なるのがはっきりと分かる程両者には個性が出ており、高級ヘッドホンの入り口を垣間見た気がした。そのヘッドバンドの形状から人を選ぶと言われていたK701だが予想道理私の頭の形状には合わなかったので半ば消去法的にHD650を購入した。元々どちらかを選ぶことは確定していたので何の問題も無かったがHD650の中低音が豊かな構成は個人的にも好みの響き方だったので丁度良かったとも言える。実際今まで使ってみた感想は「文句なし」の一言に尽きる。

人によっては「高音が篭もる」「ボーカルの抜けが悪い」ともされるが基本的に私の使い方は「2時間の映画の視聴に耐えられるか」だったので中低音を基本としたHD650の聴き疲れしない音は正にうってつけだった。音の激しいアクションシーンの多い映画でも聴き疲れする事無く映画を1本観る事が出来る。HD650に出会って本当に良かった。

がしかし、そんな愛機とも言えるようなHD650を「3年間」も掃除していなかったのである。頭を覆う形状であるオーバーヘッドタイプはヘッドホンの中でも一番肌との設置面積が多い。私はほぼ毎日使用していたので当然装着するたびに汗、油、垢などが付着し、使っていない時でも空気中の埃や塵が吸着するのであり、それを3年間洗わなかったというのは「3年間同じ服を洗わずに毎日着ていた」事と同義である。改めて考えてみると恐ろしい。

その事実を知った瞬間手入れをするまで使用を控え必要な物を調べ直ぐに準備に入った。今回手入れにあたって参考にさせてもらったのは以下のサイトである。感謝。
ヘッドホンのお手入れ / ヘッドホンで楽しむPCオーディオ入門ブログ
Sennheiser HD650を手入れする / rafalog
HD650の清掃 / random spec
HD650分解手順 / Sennheiserのヘッドホンについて語るスレ

中性洗剤を少し入れた2リットルのお湯を用意する。今回は使用期間が長かったので洗浄効果を上げるため手を入れて熱くない程度まで温めたお湯にした。結果はリンク先の画像にもあるように取れた汚れは酷いものであっという間にお湯は濁ってしまった。外部のイヤーパッドは丈夫なのだが内部の薄い皮膜のようなパッドは破れやすいので洗う時は慎重に。使用期間が長かった人は2リットルでも少ないくらいなので倍はあっても良いくらいである。あと洗剤は入れすぎると香りが結構付いてしまうのでそれも注意。洗っている時は内部のユニットが露出しているので埃が付かないようにラップか何かで包んでおいたほうが良いだろう。「ゴールドグリッタープラス」だがこれは心配な人は使えば良い。私の場合は金属部分のカバーに僅かではあったが指で触れる時についた油でサビが発生していたので使ったが、心配なのはそれ位である。

さて、今回HD650を洗浄・手入れしてみたワケだが、驚くことに手入れをした事によって音が変わったのである。具体的には「低音域が明瞭になり多少音量が上がった」といったところか。ただ、勘違いして欲しくないのは別にこれは「音が良くなった」ワケでも何でもなく「今まで汚れによって音が篭もっていたことに気が付かずに使用していた」だけなのでそこだけははっきりしておきたい。手入れによって音が良くなるワケでは全くない。

また、一度分解した事、パッドを洗浄した事によっておそらく僅かにだが全体のバランスも変化しているのでそれによる変化も考えられる。なので手入れした事による音の変化は私の様に使用期間が長ければ長いほど大きいだろう。先にも述べたがHD650に関わらず本機のようなオーバーヘッドタイプのヘッドホンは肌に密着しているものなので手入れは必須である。もし今まで手入れをしていなかった、またはこれからヘッドホンの購入を考えているような人はこの記事を反面教師としてもらえれば幸いである。
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