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『アイカツスターズ!』の3DCGダンスアニメーションについて。 [アニメCG]

さて、まあお察しの通り昨年は色々あったので当ブログの更新はご覧の有様である。4月にアレがあったせいで以降のアニメ作品は全く観れていない。具体的に言うと『魔法つかいプリキュア!』『プリパラ3期』『アイカツスターズ!』はほぼノータッチ、『ラブライブ!サンシャイン!!』はつい先日観終わった、という状態である。要は現実のアイドル(厳密にはアレはアイドルでは無いのだが)を追っかけるのに必死でアイドルアニメなんぞにかまけている暇は無い、というワケだ。事実、昨年の7月以降の6カ月間でライブに10回(アメリカ、イギリス遠征含む)、フェスに1回行っており、その合間を縫って映画館に通っていたのでアニメをチェックしている時間が本当に無かったのである。

で、どうやらこれは今年も続きそうなのではっきり言ってアニメCG関連の記事を書いている暇は正直無い。いや、個人的には書きたくて仕様が無いくらいネタが溜まっているので精神と時の部屋が欲しいくらいなのだが。特に『ポッピンQ』とか『ポッピンQ』とか『ポッピンQ』とか。

なのでアニメCG関連の記事を楽しみにしてくれている方々には本当に申し訳ないのだがこれからは他を当たって欲しいというのが正直な所(居るのかそんなヤツ)。

というワケで『アイカツスターズ!』だが、先日ヤ〇オクでBDを安価に手に入れる事が出来たので、どうせ観るなら録画したものでなく最高の状態で観るとしようという事でつい先程1話と2話を観たのだが、これが何というか非常にコメントに困るものだった。

本作は3年半続いたアニメ『アイカツ!』から設定を一新し、全く新しいキャラクター達によって紡がれるアイドル活動のアニメ作品として始まったが、私自身は事前情報を意図的に一切入れずに新鮮な心持で観るようにしていたので本作がどういった布陣で制作されているかは全く知らなかったのである。キャラクターデザインが異なるという情報だけは聞いていたが。なのでてっきり3DCGのダンスアニメーション部分も前作に引き続きサムライピクチャーズが担当するものと思っていたのである。

しかし蓋を開けてみたらそうでは無かった。
『アイカツスターズ!』の第1話は前作と同じく学園のトップアイドルのライブで幕を開ける。神崎美月の「Move on now!」に対するS4の一員である白鳥 ひめの「スタートライン!」。
IMG_1521.JPG
そしてそのダンスアニメーションに対する感想は「同じ」だった。そう、初めて『アイカツ!』の「Move on now!」を観た時の感想と4年後に制作された本作の第1話に流れる「スタートライン!」で同じ感想を抱いたのである。


何これ・・・。


『アイカツスターズ!』は『アイカツ!』の延長線上で制作されているものだと思っていたがそれはどうやら違ったらしい。関わっている各制作スタジオ、スタッフを比較する暇は無いが作画部分を見てもそれは何となく分かる。恐らく本作は「新たなアイドル達による新しく始まるアイドル活動」という内容と同じく制作陣にも若手が多く投入されている節がある。勿論ベテランが補強している部分もあるのだろうが。

前作の3DCGアニメーションを全178話分全て担当していたサムライピクチャーズは本作では「CGキャラクターモデル協力」というクレジットに留まっている。同じく3DCG制作協力として「ピコナクリエイティブスタジオ」「exsa」「スタジオ・イースター」等があり、実質的な制作は「サンライズD.I.D.スタジオ」となっている。このスタジオはサンライズ作品のロボット等のメカ描写のCGをこれまでに多く手がけているスタジオで、本作の様な人間のキャラクターのアニメーションの制作事例は殆ど無い。

サムライピクチャーズが制作から離れた理由は色々あるのだろうが一番の理由はスタッフの刷新という点だろう。作画部分も変わるのならCG部分も新しい体制で制作する、と。そう考えてみると制作実績のあるサムライピクチャーズが裏方に回り、キャラクターアニメーションの制作実績が無い新人としてのサンライズD.I.D.スタジオが3DCGダンスアニメーションを手がけるというのは理にかなっている。

そしてそれが目論見通りだったかどうかは知らないが、実際第1話の冒頭で行なわれた白鳥 ひめの「スタートライン!」は非常に微妙な出来になっていた。本当に「微妙」という言葉でしか表現できないほどに絶妙なクオリティの低さだった。恐らくモデリングのアセットの大部分はサムライピクチャーズが制作協力している筈である。というのも1.2話に出てくるキャラクターのモデリングは前作『アイカツ!』にかなり似ているからである。そしてこれが少々不味い問題を孕んでもいる。

『アイカツスターズ!』は『アイカツ!』から大きくキャラクターデザインを変更してるのだが肝心のモデリングの素体は『アイカツ!』の名残が残っているからである。サムライピクチャーズが制作協力する以上内部のリグやボーンの構造の関係上そのモデリングは前作『アイカツ!』を少なからず踏襲してしまうのは仕方の無い事なのだろうが、ここは多少手間やコストがかかっても『アイカツスターズ!』のキャラクターデザインに合わせたゼロベースでモデリングするべきだったのではないかと思えて仕方が無い。今更な話ではあるが。

キャラクターのアニメーション部分は基本的にサンライズD.I.D.スタジオが行なっているのだろう。表情のアニメーションのぎこちなさからもそれは読み取る事が出来る(っていうか正直ヤバい)。ダンスのモーションに関してもキャプチャした部分の修正がまだまだ不十分で不自然な部分が目立つ。詳細を書いているときりが無いので省くがサムライピクチャーズが前作で行なってきた事、具体的には私が手前味噌ながら指摘してきた部分の多くが本作では殆ど出来ていない。まあ当たり前だが。

『アイカツスターズ!』は現在第37話まで放送されているようで今のダンスアニメーション部分がどのレベルになっているかは全く検討もつかないがこれはある意味非常に楽しみでもある。サンライズD.I.D.スタジオによって紡がれる新たな3DCGダンスアニメーションの歴史。それは新たなる主人公「虹野 ゆめ」のアイドル活動の軌跡そのものでもあるからである。





アニメCG関連過去記事

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「アイカツ!」アニメ3期の3DCGモデルに見られる変化
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『アイカツ!』第123話 大空あかり「Blooming♡Blooming」における3DCGライブ演出。
『アイカツ!』第124話 北大路さくら「Blooming♡Blooming」におけるセルルック表現。
『アイカツ!』第160話の3DCGライブステージにおける変化について
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「プリパラ」における3DCGのライブステージ演出。part.1
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「プリパラ」第22話「HAPPYぱLUCKY」におけるライブステージ演出。
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『Go!プリンセスプリキュア』3DCGモデルによるセルルック表現
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Speakeasy

明けましておめでとうございます!

アレ(笑)の話題(ライブ10回、フェス1回)をぜひ書いて下さい!

楽しみに待ってます!!

by Speakeasy (2017-01-05 20:15) 

smith

>Speakeasyさん
明けましておめでとうございます。
書こう書こうと思っていると直ぐに次のライブが行なわれるので中々落ち着ける時が無かったのでそろそろ書き始めようかと思います。と言っても今年もまた忙しくなりそうですが(苦笑)。
by smith (2017-01-05 23:47) 

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